資産1000万でセミリタイアしてバリスタFIRE

正社員、アルバイト、株式投資の3本の矢+αで貯金1000万貯めたブルーワーカーのブログです。

19-アメリカ訪問2日目!(機内) 

19-アメリカ訪問2日目!(機内) 

 

 飛行機の予約席に座ったはいいもののここでまたハプニングが俺を襲う。そう、隣の席の外国人が英語で話しかけてきたのだ。おいおい俺英語話せないよ・・。国際恋愛してるやつが何を言ってるんだって話だが俺が普段喋っているのは英語に見せかけたルー大柴語。「ほんまもん」の英語を目の当たりにして汗をダラダラにして対応したところ彼の希望をアンダースタンドすることができた。

「妻と一緒に来たが席が離れ離れになってしまった。妻と席を交換してくれないか?今日は結婚記念日なんだ」

 と。今から考えるとこの結婚記念日は嘘っぱちだったのかもしれない。しかしそこはNOと言えない日本人。OKOKと作り笑いを浮かべて席を交換した。約半年間、アメリカ人女性と交際しても不足の事態では相手からiPhoneの翻訳アプリを差し出される。自分の英語力に一抹の不安を覚えながらも飛行機はアメリカを目指して離陸していた。

 さて、お得情報をここでシェア。機内で役立ったのが機内Wi-fiである。多少のお金はかかったが、入国するまでの間、私は彼女とラインでメッセージを交換することができた。着の身着のままで航空券しか予約していないまま飛行機に乗った俺。海外旅行に行ったことがない28年分の不安と興奮をシェアできる環境に感謝したい。

 飛行機内、飛行場で不安、体験した出来事、興奮、進捗を共有できる。ラインのテキスト会話がどれだけ自分を安心させたかはわからない。頼れるのは実際に会ったことがないアメリカ人妻だけだった。

 自分は出口を探していた。それも入国する際の紙も書かず、チキンだったのでExcuse meの声もかけられず。結局事なきを得たのだが空港の男性スタッフから南部訛りの英語で出口を指さされキツめの英語で指示を受けた時はおしっこをちびるくらい緊張したことを覚えている。一方で荷物を受け取って国際ゲートを目指し歩いていると空港の女性スタッフが優しく出口ゲートを案内してくれて迎えの人はいるのか有無を確認してくれた時には逆に安心感が芽生えた。そしてアメリカを楽しんでと言われたことも自分がアメリカにいることを実感させた。

 そして到着ロビーに着く。彼女がいた。お母さん、お父さん、彼女の3人が出迎えてくれる。はじめて会った彼女の印象。お母さんの後ろに隠れてモジモジしている。そして俺も緊張のせいか顔がひきつっていた。空港から駐車場までのバスを待つ中でお互いにようやく緊張がほぐれてきて面と向かって話すことができるようになった。彼女のモジモジする姿。それはアメリカに来て初めて体験する癒やしであったことは間違いがない。

 お母さんの車(なぜかプリウス笑)に乗り込んだらその足でメキシコ料理店に向かった。機内食で120%満腹だった俺はほとんど手をつけられなかったがアメリカで初めて体験した外食が妻と義両親だったことは今考えてみると贅沢なことだと思う。そこでアメリカのウェイターの仕事や残り物を持ち帰る実際、チップをクレジットカードの伝票に記入すること等、レストランのワンシーンを切り取ってみてもカルチャーショックは多分にあった。レストランで食事後、ハイウェイをドライブして自宅へ向かう。アメリカの道路は日本より広く、長く、先が見えなかった。こんな景観、ウォーキング・デッドで見たなぁ等と時差ボケの頭で考えていたら自宅へ着いた。

 アメリカらしい区画整備がされた一角にあった彼女の実家。その風景は自分が思い描いていたアメリカの住宅街と同様だった。日本のように電信柱があって電線が張り巡らされていない中で見るアメリカの家々からは小さな明かりが漏れているだけだ。こんな光景は日本ではチバリーヒルズでしかないだろう。このような中で広がる満点の星空も自分がアメリカという国の土を踏んでいるんだということを実感させてくれた。

 家に到着した時は既に夜の21時を回っていたのでゲストルームに案内してもらい、シャワーを浴び、少しリビングで話してから床につくことになった。床につく前に私は日本から持参したお土産をお義母さんに手渡す。

 さて、アメリカのホームステイやパートナーに行く日本人の皆さん。ここで私が持っていった手土産について説明したいと思う。彼女やお義母さんからは気を使う必要はないと言われていたけれどそこは私達日本人。せっかくだから何か持参して訪問先に趣きたいもの。それが1週間近くも滞在する家ならなおさらだった。昨今は海外においても日本製品を扱っているスーパー等があるので手土産の選定に1日かけた記憶があるがそこで俺が見つけたものがある。その名は「ヨックモック」。海外の日本スーパーでもまず手に入らない代物だろう。それでいてどのようなシーンにもマッチする汎用性!職場で退職する人が置いていく置き土産的な商品にも俺の周りではなっていた。これらを兼ね備えているヨックモックは妻の実家訪問時にも効果てきめん。ヨックモックを用いたティータイムは妻の家族とのアイスブレイクになった。ホームステイ、海外留学、相手方家族訪問等をする予定がある読者の皆様ぜひ活用してみて欲しい。

 様々なタスクをこなしてゲストルームのキングスベッドに横になった時、俺の思考は深い眠りの中に落ちていった。