過度な運動で失敗
次に私達のダイエットの失敗を考えてみると思い出されるのが過度な運動です。食事制限はダメだった。さあどうしよう。ここで心の中に思い浮かぶのが運動という選択肢ではないでしょうか。しかし、私達は失敗し続けてきました。したがって、運動すらも「極端」に捉えてしまう。そう、最初から過度な運動を行ってしまうのです。
ジョギング、フットサル、テニス、卓球…etc。気軽にできるスポーツを気軽に行わずに「ガチ」でやってしまう。例えば、ジョギングなら最初から1時間、2時間もの時間を費やしてしまう。また、フットサルやテニスならフルセットをこなしてしまう。身体的負荷を極限まで高めて最初から行ってしまうのです。皆さんにもこのような経験はあると思います。
結果、どうなるでしょうか。私は食事制限の時と同じようにこのように思いました。
「運動つらい。無理だ」
「こんなこと毎日できるはずがない」
と。今から思うと当たり前のことです。運動習慣がない者がいきなり激しい運動を行ったとしても続きません。ダイエットに失敗する私達の傾向として極端なのです。もちろんそれは熱意の裏返しでもありますが・・。その熱意は大切に、自分を客観視しダイエットの行動を考えましょう。
有名な名言にこのような言葉があります。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ/オットー・フォン・ビスマルク」
この名言通りにいけば私は経験からも学べていない愚者以下の存在でした。しかし、一方でこのような名言もあります。
「真摯に勇気を持って人生と向かい合えば、人間は経験を通じて成長します。そうして人格が作られるのです/アナ・エレノア・ルーズベルト。アメリカ合衆国第32代大統領夫人」
私は人生だ、何だと高尚なことを言うつもりはありません。人生より簡単でいつでも実践できるダイエットを頑張る皆さんにこの言葉を送りたいと思うのです。人生をダイエットに、人格を理想の体型に置き換えて読んでみてください。失敗という経験だったとしてもそれを振り返ることで私達は成長するのだと私は考えています。だからこそ今までの失敗経験を振り返り、これからの成功体験を作っていきましょう。
※昔の原稿を振り返って
自分が引用した名言から現在の状況に照らし合わせて共感しちゃう不思議。
それはダイエットではなく、お金稼ぎの方になっているけど。