【注意喚起】電力自由化で市場連動型プラン(自然電力、おてらのでんき、ハチドリ電力、ダイレクトパワー、ジニーエナジー、ハルエネ、みんな電力等)を使っている方へ。2021年1月現在、電気代が10倍以上になっている可能性が高いです。
何が起きたのか?
2020年12月26日から今月2021年1月にかけて連日、日本卸電力取引所(以下「JEPX」)での電力価格(以下「市場価格」)の「急激な高騰」が続いている。
電力卸売価格、昨年末から10倍に
昨年12月中旬までは10円/kWh前後であった電力卸売価格だが、年末から急高騰し、ここ数日では100円/kWh前後まで高まっている。異常高騰が起きた背景には、発電燃料の液化天然ガス(LNG)の不足がある。 電力取引価格が急高騰したことで、自然エネの調達価格も高騰した。ハチドリ電力のような新電力小売業者が自然エネを調達する際には、電力卸売価格を出している「日本卸電力取引所(以下JEPX)」が定めた価格で取引する仕組みになっている。 LNGと自然エネは一見すると関係ないように見えるが、JEPXが定めた取引価格が急高騰したことで、自然エネの価格も上昇したのだ。
ハチドリ電力、異常高騰分の電気料金を自社負担に(オルタナ) - Yahoo!ニュース
どうすれば良いのか?
上記画像は1月12日の自然電力の予想電力画像。
私の12月の電気代は5000円だったので
切り替えなかった場合、12倍の60000円以上の請求が来る想定で見ている。
ここで私達消費者が対応するべきパターンとして2パターン考えられる。
1.大手電力会社へ検針日以前のスイッチング依頼の電話
私はこちらのパターン。2021年1月11日に東京電力へTEL。
事情を説明し電気代が今のままだと大変になることを伝える。
検針日以前へのスイッチング依頼を成功。
1月15日に切り替えになる模様。
※スイッチングは東京電力が手続きをしてくれて自然電力側へ申告する必要がない。
請求は最初郵送になるので郵送費用220円がかかるとのこと。
電気代10倍からしたら可愛いものだ。
スイッチングの間の4日間のロスは仕方ないが過重労働者で
1日14時間労働している属性と自身のスケジュールを鑑み、スイッチングにした。
【成功者達の声】
FF外から失礼します。私も自然電力で東京在住です。東電に電話したら最初は検針日で切替の話をされましたが、事情を話したらすごく親切なオペレーターさんで解約→新規を提案して頂きました。メールで解約できてうちは今日解約で明日から新電力会社に切替われそうです。頑張って下さい応援しています。
— れっぱ (@lesserpanda1_4) 2021年1月11日
東京電力は0120995113に電話してガイダンス2-3押下です。
— 僕はこうして破滅する (@y_makomako) 2021年1月11日
自然電力は自分で解約すると申し出て下さい。
最短ですとうちの地区(横浜市)は翌日でした。
自然電力の解約はWebフォームからできます。
2.契約電力会社(自然電力等)に解約へ依頼、大手電力で即日切り替え
スイッチングではなく解約を自然電力に申し立て、その後大手電力に申し込む方法。
私はこの方法に懐疑的ではある。
自然電力カスタマーセンターの処理能力の問題
返事がないのでどうしようもないと思いつつ、もう一度問合せフォームから連絡。昨日から400ほど問合せ番号が進んでいる。一日でどれくらい処理してるかわからないが、いったいいつ解約できるのだろうか。 #自然電力
— ninjyahouse (@ninjyahouse) 2021年1月11日
確か自然電力の契約者数は1万人ほど。
その中でカスタマーセンターが10人としても・・。
自然電力の解約手続きが70%ほどとして
7000人が一気に大手電力会社に電凸したら?
地獄絵図になることは想像に難くない。
結果的に私はスイッチング依頼よりも遅くなると判断。
※応用手法で先に大手電力会社に自然電力側は解約報告したよ(事後報告する)と言っておいて東京電力側を翌日開通するというワザを取ることもできると考えられるが自然電力側のカスタマーセンターがパンクすることが予見されるため最悪電気の供給が滞る事態になることも考えられる。また、虚偽申告になるため自己責任で個々人の状況に合わせてベストな選択をして欲しい。
3.楽天でんき等を検討
焼け石に水ではあるが楽天でんき&ガス契約で6000円。
さらにお小遣いサイトポイント1000円の合計7000円の防壁形成。
ただ、これは検針日が過ぎ去った人にはより傷口を広げてしまう手法。
ご注意をば。
元々私自身再生エネルギーに興味があったわけではない。
エ○チェンジのキャンペーンにつられて契約したクチだ。
リスクしょって投資に乗り出してる人に取ったら自然電力の高騰の件について多少の納得感はあるけどそれ以外のポイ活やエネチェンジを駆使して市場連動型の理解も乏しくただ家計の足しになるからと頑張っていた方々に対して電気代請求額10倍の判決はあまりにも・・・むごい。慚愧に堪えない。 #自然電力
— ブレイクスルー君 (@doubleworkand) 2021年1月11日
電力自由化の弊害。
新興電気小売事業者の市場連動型プラン問題。
1月末の請求でテンバガー請求に気づく人も大勢いることと思う。
競争市場に孕むリスクという名の膿が今回顕在化した格好となる。
電気やガスを使う者としてどの程度のリスクを自分は許容できるのか。
消費者のマネーリテラシーが問われる結果となった。
初等中等教育でマネーリテラシー教育を整備しないといけない。
そう今回の市場連動型プランで痛感させられた。
とりあえず、みんな生きろ!!!
生きてればそれだけで活路は開ける。
俺もかじかんだ手でこの記事を作っている。
2021年から最悪の滑り出しになった。
それでもみんなの1年がいい日になることを祈念している。
【速報】
自然電力、2021年1月分、2月分合わせて3万円までは補償とのこと。
詳しくは以下のリンクを。
今回の厚情措置に感謝しつつ避難先を早く決めたほうが良さそうです。
GOOD LUCK
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世知辛えよ全く。