実習日誌1日目。精神科デイケアの例。
実習初日のプログラム、特に次月のプログラム作成から実習の全体像について考えてみたい。
1.次月のプログラム作成
実習初日のプログラムはストレッチと次月のプログラム作成であった。前者はオリエンテーションの関係で10分ほどの観察になったが後者はたっぷりと様子を観察することができた。
精神科デイケアについて机上の勉強では把握していたが実際にプログラムを観察してみて様々なプログラムをメンバーさんがこなしていることがわかった。また、デイケアの予定はてっきりスタッフが独自に作成しているものだと思いこんでいたのだが午後に行われた予定表作成ではスタッフ・メンバーが一丸となってプログラムを決めているのが印象的だった。
2.次月のプログラム作成から実習の全体像についての考察
規定のプログラムだけでなく、新たなプログラムをメンバーの意見によって決めていることがわかった。例えば、プログラムの映画鑑賞で見る映画にしてもメンバーそれぞれが意見を出しあい、それをプレゼンし、自分が見たい映画をアピールしているところがメンバーのエンパワメントを高めているのではないかと感じた。メンバー同士の交流やスタッフとの相互作用を観察していくことも実習の全体を把握する上で必要だと考えた。
明日からは設定されているプログラムがどのような影響をメンバーに及ぼしているのかを体験し、観察していきたい。また、積極的に話したことの無いメンバーと交流を持ち、どのような人々がデイケアを利用しているのかについても考えていきたい。