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1-ACCEPT

1-ACCEPT

 

アクセプト。受け入れること。

 私は結婚生活においてこの概念はとても重要なものだと考えている。なぜならば受け入れなければ何もはじまらないからだ。少し昔の話をしたい。私には20代前半の時に3年間付き合った彼女がいた。同棲も1年間してゴールインは間近だと周りは思っていたようだが実際には違った。私は元カノをAcceptできなかったのである。その原因はPMS。いわゆる月経前症候群を元カノは持っていた。女性読者からすれば「ああ、アレね」で通じることと思う。男性読者にしてみればわからないと思うので簡単に言うと生理前のイライラが一般の女性よりも強く激しいモノになっていると想像して欲しい。生理はみんなが知っての通り月に1回女性にやってくる。その度に彼女は豹変した。人格否定を含んだ罵倒。何もしていないのにパートナーから暴力をふるわれる恐怖があるとしたらどうだろう。私はその現実、恐怖をアクセプトすることができなかった。極めつけに当時の彼女は空手経験者で帯持ちなのだから一層性質が悪い。

 もちろん、産婦人科に一緒に行く、関連の書籍を読む等をして元カノをアクセプトしようとした。その結果、元カノのソレはPMSはより重いものであるPMDD(月経前不快気分障害)であることが判明した。私はその事実を知った瞬間にアクセプトすることは100%無理だと思ってしまった。悟ってしまった。元カノと一緒にいたらどんな人生を送ることになるか。どんなストレスにさらされることになるか。どれだけ自分が我慢をしなければいけないか。

 その当時は経済的にも不安定だった時のことでもあり、元カノを受け入れる余裕も、支えてあげる器の大きさも、覚悟も持ち合わせていなかったのである。本当に自分のことしか考えてない、幼稚で未熟な男だったと思う。受け入れることを放棄していた。関係性を築くのをはなから放置してしまっていたのである。

 読者諸氏に伝えたい。あなたが意中の人物と一緒になりたい、幸せに過ごしたいのであればまずは受け入れることである。受け入れることから関係が始まる。受け入れなければ関係が始まらない。まずはパートナーを自分毎として受け入れことそれこそが恋人間、夫婦間の関係性の中で肝要ではないだろうか。