23-アメリカ訪問4日目!
4日目の起床は遅めだ。朝9時に目が覚め妻と義母が起きているリビングへ階段を降りていく。皮肉なことに日本で1日18時間労働のハードワークをしていた為かアメリカに滞在しているとみるみるうちに元気になっていった。もちろん妻も義両親も私がバケーション中なのを知っているので特に批判的なことも言われない。本当に感謝である。
妻と今日何をするか相談。実は、住んでいる区画にテニスコートがあって使用できることは前々から知っていたのでジャージーをスーツケースに詰め込んでいた。遅めに起床して義母が美味しそうな朝ごはんと温かいアメリカンコーヒーを入れてくれる。そして妻との談笑。そこからのテニス。まさに「ホンマモン」のバケーションを人生で初体験していた。
朝食後、ジャージーに着替え、妻を待っているとなんと妻の服装は純白のTシャツとテニススカート。健康的な御御足と金髪碧眼の外見とそれらが掛け合わさればまさに外見はマリア・シャラポワだ。心の中で卓球の福原○ちゃんばりにサァー!とガッツポーズを決めテニスコートに一緒に向かった。
湖畔の辺りにある住民専用のテニスコートでラリーを重ねる。テニスコートには俺と妻の2人しかいない。スポーツというアクティビティを通じて2人で濃密な共有時間を過ごせた。今、考えるとインターネット上でしか交流がなかった自分と妻。そんな私達に必要なことはアウトドアにしろインドアにしろ2人で何か一緒に共同作業を行う経験だったのかもしれない。そのような共同作業を通じて本当にお互いが将来を考えていい相手なのかを熟考していた。
テニスを終えると私達は自宅へ戻りシャワーを浴びて軽くブランチを取る。そしてそれから暇を潰す&2人きりで過ごしたい理由から地下にあるホームシアタールームに夕飯まで入り浸った。アメリカの家の地下事情をよくしらないが一般家庭に地下室が何部屋もあるものなのだろうか?少なくとも3部屋はある広大な地下の中の1室でTVゲームに興じてみた。英語版ニンテンドー64のマリオカートやがんばれゴエモンをプレイする。二人で勝負をしたり、ストーリーを進めてみたり、お互いが休みでそばにいるからこそできる時間だった。あの時のなんてことのない勝負や共闘。それが今ではリアルにする喧嘩や二人の将来を考える話し合いに繋がっている。今、婚姻関係が継続している線を結びつけるための点をアメリカ訪問で形成していった。