秋葉原~六本木~二子玉川~日本語と同等に多言語と触れ合える地域の出現
心理的障壁、言語的障壁は突破してきた。しかし贅沢な読者の中には距離的障壁はどうなんだ!と叫ぶ人も中にはいるかもしれない。しかし安心してほしい。アジアの片隅、極東にある日本の一部地域にも外国語が自然に聞こえるような地域が続々と発生してきた。ここでは東京の主な3つの街を例に上げて説明してみよう。
まず、秋葉原である。言わずと知れたアニメ、漫画、ゲーム文化の発祥の地であり、街には大勢の外国人が集う。また、電化製品の街としても知られており、外国人のオタク、ギークも寄り集まっている。サブカル系の趣味がある読者はこの街を拠点にするのもよいだろう。
次に原宿である。原宿もファッション、クレープで有名な街である。さらに、近くに明治神宮もあり、流行りを体感しながら歴史も感じられる一挙両得な街になっている。そんな原宿の竹下通りには外国人も多く歩いており日本文化に傾倒している外国人もきっと多くいるだろう。
最後に二子玉川である。この中では1番馴染みがない街ではないだろうか。セントメリーズインターナショナルスクールや二子玉インターナショナルスクールが開校されており、英語を現地で聞く事はしばしばあったがインターネット通販最大手の楽天の本社が移転してきてからは国際的な街の様相に拍車がかかった。特に楽天本社側の二子玉川地域では英語のみならず、中国語、韓国語、フランス語、ドイツ語、タイ語と種々の言語を聞くことができる。また、国際恋愛、国際結婚カップルを数多く見れることも特徴だろうか。残念ながら日本人男性と外国人女性のカップルを見かけたことはほとんどないがそれでも秋葉原、原宿、六本木、池袋等と比較しても比類のない国際化した街になっている。
これら種々の街に繰り出せば外国人との物理的距離も間近に感じることができるだろう。しかもそれに加えてあなたのパーソナリティや嗜好によって繰り出せる街も取捨選択できる。今、私達の眼前には外国人と交流できる恵まれた景色が広がっているのだ。それは今から紹介する統計的データからも確認することができる。そう、日本に来日する外国人の数は増加しているのだ。