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ニセ医学。誇大宣伝の血液クレンジングや遅発性アレルギー検査はきな臭いが役に立つ。

ニセ医学。血液クレンジングや遅発性アレルギー検査はきな臭いが役に立つ。

 

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ブレイクスルー君です。

皆さんもご存知の通り私はポートフォリオワーカー。

正社員・アルバイト・業務委託・ポイ活・ブログ・懸賞・・・etc。

日々多忙に過ごすそのための厳選は自分自身の体です。

 

月間220~320時間は働いているでしょうか。

2年前の労働時間はなんと月間3454時間。

月平均で287時間も働いていました。

 

www.sameair.net

 

20代のうちはそれでも大丈夫だった。

しかし私も31歳。

どこかしら体にボロや歪みが出てくることは想像に難くありません。

 

私の場合は持病のアトピー性皮膚炎が悪化。

さらに食生活の不規則さから体重が増えたりとまあ散々な形で表出しています。

もちろん保険診療で出来る限りのボディケアはしました。

しかし一向に治らない。悪くなる一方。

 

そこで今流行りのニセ医学に手を出したのです。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

 

血液クレンジングも良さそうですねぇ・・。

マイヤーズカクテル点滴に次ぐ体力強化法きたか!?

そう、自費診療ビギナーも感じてしまう甘美な匂いがします。

 

ちなみに私が手を出したのは血液クレンジングではありません。

 

その名も遅発性アレルギー検査。

 

遅発性アレルギー検査とは

 

www.doctors-gym.com

 

日本の保険診療で行われているアレルギー検査は即時型のIgE抗体(タイプⅠ)を検査します。それに対して遅発性アレルギー検査ではIgG抗体、IgA抗体を調べます。

遅発性のIgG抗体アレルギーは、気づきにくいタイプのアレルギーです。長年の食物摂取によって知らない間に体内に蓄積され、皮膚トラブル、疲労や頭痛、消化不良、じんましん等、さまざまな慢性症状の原因になっている場合があります。

これまで、アトピーや花粉症、蕁麻疹などで、検査を受けても陰性で結果が出なかった方はIgGやIgAによるアレルギーの可能性があります。

これまで保険診療による検査にて確認できなかった隠れた「アレルギー」を知る為に、遅発性アレルギー検査は有用です。

 

ー渋谷セントラルクリニックHPより

 

 

このように一見有用に見えます。

しかし自費診療。さらにむちゃ高額。

こりゃきな臭いぞ。

 

そう思って情報を漁ってみると様々なページがヒットしました。

 

skinrefine.jp

 

 

www.nhk.or.jp

 

天下のNHK報道はこう言っています。

 

一般に広く行われている食物アレルギーの血液検査は、IgEという別の抗体の値を調べるもので保険適用になります。しかしこの「遅延型アレルギーがわかる」などとして行われている血液検査は、保険がきかず、中には5万円以上かかったり、特定の食品について食べないよう指導されたりするケースもあるということです。このIgG抗体は健康な人の体内にも存在することなどから、欧米の関連学会や日本小児アレルギー学会では「科学的根拠がない」として食物アレルギーの診断には使うべきではないという見解をまとめています。

 

 

けどけどこれもまた不思議なのですが科学的根拠ない検査が人を救っているんですよね。

 

 

 

 

 上のリンクは検査キットのアマゾンページ。その中には称賛とも取れるレビューがたくさんあります。以下、抜粋。

 

ユーザーレビューその1

 

ここ数年、断続的に原因不明の体調不良 ( 日常生活に支障をきたす程の倦怠感、節々の痛み等 ) に悩まされて来ました。その都度、病院へ行って色々検査をしても、何も所見がなくてただひたすら症状が収まるのを耐えて待つしか出来ず ( 涙 )。夫から「セリアック病」のことを聞き、自己流でグルテンフリーの食生活をしてみたところ、何となく良くなるものの、本当に小麦が原因なのか今ひとつ確信が持てませんでした。
そんな時「遅延型食物アレルギー」の事を知り「IgG検査」を受けてみたいと思いました。
高価であることや、この検査の信頼性なども気になりましたが、同じ検査を都内のクリニックで受けると4-5万円掛かりますし、それらのクリニックで使っている検査キットも同じ会社の物であることも分かり、こちらでの購入に至りました。

ところが、検査をするに当たっては、より正しい結果を得るためにいくつか注意点がありました。
1つは、検査前ニ週間くらいは満遍なく多彩なものを食べバランス良い食事をすること ( 小麦も食べるようにする… せっかく小麦断ちをして調子良くなりつつあるのに気がすすまない…)、もう1つは「ステロイド剤」や「免疫抑制剤」を2-3週間排除してから検査をする、というものでした。
これには参りました。私は長年アトピーを患っていて、1日でも塗り薬 ( ステロイド剤 ) を欠かすと痒くてたまらなくなるのです。よほど調子の良い時でも保湿剤だけでもつのはせいぜい 2-3日です。そこのところがクリア出来ないと駄目なのかしら?とアンブロシアに問い合わせしました。
返答は「薬を服用中 ( 外用薬も含め ) に検査した場合は、数値が低く出る場合があり、それを踏まえた上で受けてしまう場合もある。又は、薬を我慢出来るところまで止めて、自覚症状が出ている状態 ( 薬が効きにくくなっている状態 ) で受けるケースがある」というものでした。
掛かりつけの皮膚科医にも相談したところ「あなたくらいの塗り方で 外用薬の成分の血中濃度がそれほど高くなるとは思えない。従って薬を塗っていても、検査結果が大きく変わるとは思えない」と言われ、私は 塗り薬 ( ステロイド外用薬 ) をわずか2-3日だけ我慢したところで 採血してしまいました。
食事は 一週間くらいは意識的に普通に食べていました ( もともと私のグルテンフリーはゆるく、たまにフライドチキンやクッキーなども食べていたので小麦完全除去ではありませんでした )

そういう状態で検査しての結果でしたが、いろいろ高い数値が出て驚きました。
0〜6までの評価で、卵・チーズ・牛乳・ヨーグルト・ホエイ・キドニー豆が非常に高いの「クラス 5」、もやし・カゼイン・さとうきびも高くて「クラス4」。
以下中程度に高いものも結構ありました ( 全粒小麦・さやいんげん・製パン用イースト・あわび・生姜・バナナ・パイナップル ) が、取りあえず出来る範囲で、高い食品からやめてみようと思いました。
( 疑っていた小麦グルテンはわずか 1、グリアジンは 2 でした )

実は、この検査結果を得てから現在既に8ヶ月が経っています。
今 言えることは、思いがけず アトピーがすっかり良くなってしまったという事です。卵、牛乳、チーズ、砂糖を極力食べないように ( でも時々は食べる ) して過ごして来ました。2-3ヶ月経った頃 ( いやもう少し早くに ) 良くなって来たのですが、時々悪化して後戻りもあり、食べ物のせいだとは確信が持てませんでした。が、今は確実に良くなって、やはりこれらの食べ物のせいで ( 食べ過ぎで ) アトピーという症状が出ていたんだなあ…と思えます。

遅延型食物アレルギーというのは、その食物を断って良くなって行くのは、大変地味にとてもゆっくりであるのだと感じます。止めたからハイすぐ元気!という分かりやすいものでは無いという事です ( 個人差はあると思いますし、ケースバイケースでしょうが )。
私は、半年経った頃にやっと確信が持てました。
アトピーが無い生活はとてもラクです。毎日のように全身に薬を塗る時間、毎月のように皮膚科に通院する時間、毎回何千円の薬代…のことを思うと、この検査の為の数万円はなんてことないと思えます。肌を出してお洒落もできますし、生活が変わります。

ところで、最初のつらい体調不良 ( 倦怠感、節々の痛みなど ) ですが、こちらは食べ物のせいではなく ( 拍子抜け ) 実は更年期の症状であった事が判明しました。ある時婦人科で検査をしたらホルモン値がそれを示していました。
その為当初ホルモン剤投与を受けたらスーッとラクになりました。( ところが今は ホルモン剤も効かない時があり、又 つらい日々が断続的にやって来ては試行錯誤です )

レビューを書く前に、実は先日皮膚科で IgE ( 即時型アレルギー ) の検査をしてもらいました。結果は、卵も牛乳も何もかも… 全くの陰性で何の反応も出ませんでした。保険適用で IgG検査が出来れば、もっとアトピー患者がラクになれるのにと思います。アトピーの原因は食べ物だけではないと思います。体に入るもの触れるものは、他にも空気や水や衣服などもありますから。でも、食べ物が一番総重量が多いし影響が大きい気がしています。

因みに、反応の出た食べ物、私はどれも好きですので、除去するのには少し工夫が必要でした。
卵は普段我慢していますが、たまに食べたくなると食べます ( 一週間に一個位、ゆで卵やケーキで )。
牛乳は豆乳で代用 ( シェイクしてカフェオレ等に入れると大豆臭さが取れます )。砂糖 ( サトウキビ ) は止めて代わりにハチミツやメイプル、てん菜糖、みりん にします( 経済的にはてん菜糖が日常的に使えるでしょう )。
チーズは、チェダーチーズが一番反応が低かったので、それをUSバイオテックの指示通り四日に一度くらい食べます。
いろいろ食べすぎると、アトピーがちょこりと顔を出すので、又食事を戻します。
USバイオテックの冊子にもありましたが、食物アレルギーは、数ヶ月除去してその食物を断つと、以降少しずつ食べれば体にアレルギー反応が起こらなくなったりもするようです。ですから、一生食べられない訳ではない、ものもあるようですね。

今回検査を受けて、結果をもらっていろいろやってみて発見がありました。
迷っているのなら、試してみるのも良いと思います。結果、何も出なければ原因は食べ物ではない ( 少なくとも遅延型 ) のですし、何か反応が出れば、それを食事から除いてみて様子を見る ( 長い目で ) と何か分かるかもしれません。

どうか皆さまが健やかな毎日を過ごせますように…

 

 

ユーザーレビューその2

 

・食事をすると眠くなる、だるくなる
・日中眠かったり、だるかったりする
・大便の回数が1日3回ー5回
・体がかたい(特に日によってかたい日がある)
・朝起きると胃もたれのような感じがする

 上記のような症状に悩まされてかなりの年月になります。色々な情報を調べ、腸活をしてみたり、アメリカなどから特別なサプリを取り寄せたり、副腎疲労を疑いそれに対処するなどそれなりに工夫してきました。それらは一時的に効果があったような気がするものもありましたが、根本解決にはいたらず困っていました。
 歳も40歳に近づき「もう歳だから仕方ないか…」と正直諦めていたところもありましたが、それでもこんな生活から脱したいという強い思いで3万円近いこの商品にチャレンジすることにしました。

 最近ですとTwitterで「はあちゅう」さんが、この遅発型アレルギー検査をしたというツイートをされ、多くの方から「アレルギー学会で疑問符がつく検査だ」という指摘を受けていました。私も色々調べてはいましたので世の中でそのような意見を持つお医者様や医療関係者がいることも承知しています。私もそういうコメントを見て「高いしやめよう」と思い留まっていましたが、ある日久しぶりに牛乳を飲んだところ、ヒドいダルサに悩まされたことをきっかけに決意しました

 検査方法は割愛します。

私の結果は、大まかにいうと
× 卵
× 乳製品全部 
× 大豆
× 小麦
という結果になりました。もともとパンや麺類など小麦系は直感的にあっていないなと思っていませんでしたが、卵、乳製品、大豆もダメだったということには驚きました。
 
逆に食べられるものは、肉、魚、米、野菜ということになります。

結果が出た日から肉、魚、米、野菜中心の生活に変えました。あまり神経質になりすぎると無理が生じますので、例えばマヨネーズ(卵が入っている)気にしないで食べる、揚げ物の衣も気にしないで食べると完全除去ということではなく極力減らしていくということに変えました。

結果、すでにコントロール食にしてから数週間が経過していますが、
・食事をすると眠くなる、だるくなる
  → 全くなくなった
・日中眠かったり、だるかったりする
  → ほぼない
・大便の回数が1日3回ー5回
  → 1回のみ
・体がかたい(特に日によってかたい日がある)
  → 屈伸もしんどかったのですが嘘のように曲がります
・朝起きると胃もたれのような感じがする
  → 何年も食べてなかった朝ごはんが待ち遠しくなりました

と驚きの結果になっています。最初の1週間はあまり実感できなかったのですが2週、3週経過するにつれて体が軽くなる実感がありますし、不定愁訴はかなり治りました。こうして長文書くのもしんどかったのですが今は平気で書きますし、そもそも書く意欲と余裕が出てきたということだと思います。

私の経験ですと、この検査によって反応した食品を「減らす」だけでQOLをかなりあげることができました。引っかかってしまった品目数も多かったのでその効果は高く感じられているのかもしれません。
 郵送されてくる検査結果にも添付されてアドバイスがありますが、反応した食品を「やめる」ということではなく、食べ過ぎないようにコントロールするということのようです。専門書などによれば腸の傷にも関係があるようですが、コントロール食を続けること腸の傷も癒え、反応食品も少しずつ食べられるようになればいいなと思いながら今しばらくはコントロール食で頑張っていきたいと思っています。

 

 

 

少なくともステマではないことは確認できます。

文章の熱量は当事者でないと表現できないレベルです。

 

体がしんどくてしんどくて藁にも縋る思いで色んな療法や検査を試す人もいる。

そしてお金があればその選択肢も考慮できる。

 

科学的根拠はなくとも自身のボディケアの一助になる結果。

まさに逃げ恥ならぬニセ恥。

で、あるならば特定の層に対する福音として

 

・血液クレンジング

・遅発性アレルギー検査

 

このような医療のレゾンデートルも大いにありではないかと思うのですよ。

少なくとも私は3万円という高額な費用を払った上でも救われています。

検査結果は暇があればまた公表することにして・・・

 

とりあえず自身へ最大限のボディケアをする。

その上で馬鹿みたいにシャカリキに働く。

 

 

それがポートフォリオワーカー

 

 

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