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実習日誌11日目。精神科デイケアでの実習例。

実習日誌11日目。精神科デイケアでの実習例。

 

11日目

 実習11日目ではメンバーのカラオケの様子に着目して考察してみたい。

1.カラオケに行った時のEさんとJさんの様子

 午後のプログラムのカラオケでメンバー十数人でカラオケ店に行く機会があった。その際、Eさん、Jさん含むメンバー達と同じ部屋に同席させてもらいメンバーの様子を観察した。1人1曲ずつ順番に歌を歌っていった。その時にEさんとJさんの様子が気になった。Eさんは以前の日誌でも登場したとおりデイケア内では落ち着いた様子であったがカラオケの曲(アニメソング)を歌い出すと今までに聞いたことのないような大音量で熱唱を続けていた。また、熱唱が終わると気分が悪くなったといいデイケアに早めに帰宅していた。次にJさんである。Jさんはデイケア初日の方であり他のメンバーとはほぼ初対面の状態であった。それにも関わらず、自分のカラオケ(およげたいやきくん)の順番が終わると即座に眠る体制に入り、次に自分の順番が来るまで熟睡していた。

 

2.カラオケに行った時のEさんとJさんの様子に関する考察

 EさんとJさんのカラオケの時の様子から発達障害の疑いがあると実習指導者さんから指導があった時に気付いた。Eさんの場合、双極性障害Ⅱ型と聞いていたのでその症状の影響かと考えていた。しかし、高齢のメンバーもいる中で爆音で歌うといういわゆるKYな様子はアスペルガー、ADHD等を含む発達障害の可能性が考えられた。1つの疾患だけに引っ張られず複数の症状を見立てなければいけないと感じた。また、Jさんについてもデイケア初日で人間関係を充実させなければいけないのに熟睡してしまうということに関して同様に発達障害の可能性があると感じた。

 明日からも総合的にメンバーとの関わりを考察し、実習終了までに冷静な見立てができるようにしたい。